2010年11月アーカイブ

2010年11月27日

2010年11月22日

2010年11月17日

メガネについて



うんわかってる。

「フレームが曲がってただけ」と言いつつ、2話の最後のページでおもっきりレンズが割れてる描写がありましたね。締切の日に気付いて時すでに遅かった。単行本になる時に2話の方を修正することになるでしょう。

(ここからスーパー言い訳&責任転嫁タイム)

ただここのシーンはネームの段階では違っていて、これについての後悔はあります。
元々のネームでは、眼鏡が壊れていたので一時的に柴崎が私物の眼鏡を貸してあげる(柴崎は普段コンタクトをしている)というもので、これなら2話でレンズが割れていようが眼鏡自体が無くなっていようが関係ない流れだったんですが、このネームを読んだ担当が、「他人の眼鏡は度が合わないだろうし眼鏡の貸し借りにも抵抗がある」と言ったのでこのように変更したんです。

問題なのは、このやりとりの時に自分の中では「度が合わないと言ってもこのまま使い続けるわけではないし、合わない眼鏡でも無いよりはマシだろう」ということで変更までする問題じゃないなと思っていて、そういう心のひっかかりがあったにも関わらず他人の意見を採用してしまったということで、自分で決定責任をとることを逃れたことがこの結果を生んだな。という後悔があるわけです。

というわけでけっこう大きな教訓を残したミスだったのでした。

あと俺の中で眼鏡キャラと言えば永遠に『傷追い人』のミスティなんだよな...(すごくどうでもいい情報)


2010年11月15日

趣味のCG



間接照明を有効にするだけでかなり自然になったな。パラメータをどういじればどうなるのかは全くわからないんだけど、OSを64bitにしたからレンダリングも爆速になったし、かなり無茶なレンダリングにも耐えそうだ。

今後アシスタントを使っていくとしたら全部の背景をトレースにするしかないので3D化は避けられない道だと思ってます。
今までアシスタントを使ってきてストレスだったのが、アシスタントが描いた下書きを見てパースが違う点を指摘して何度も書き直さているうちに、そのチェックしてる時間を使って俺が描いた方が早いだろうということが何度もあって、わざわざお金を払ってそれをやってる俺はなんなんだろうと。直させられる方も良い気分なわけはないし俺もイライラして疲弊してしまうんですよね…
教えないでもちゃんと描けるレベルの人が俺レベルの作家のところに回ってくるわけがないし。
ただ、これまでトレースすら出来ない人ってのはあまり見たことがないので、全部の背景にトレース元の絵さえ用意できれば効率的にアシスタントを使えるかなと思ってこんなことやってるわけです。

あと単純に3DCGが楽しいってのもあります。昔から趣味で3DCGはやりたいと思ってたんですが、漫画家とかやってるとなかなか時間がなくて。でもこれを仕事に組み込んでしまえば仕事で趣味のことができるって最高じゃないですか。いやまあもともと漫画も好きでやってるんですが。

2010年11月 2日

おじいちゃんレイヤーはさっき移動させたでしょ?

ComicStudioで選択範囲内の絵をレイヤー移動ツールで動かしたいとき、それが複数のレイヤーにまたがっていると一度に動かすことは出来ないと勝手に決めつけていたけど、レイヤーを複数選択すれば一緒に動かせるという当たり前のことに最近気付いた。これってずっとこうだっけ?
昔試してみて出来なかったような気がしたんだけどなあ...
だから複数レイヤーにまたがった絵を部分的に移動させたい時はまずその選択範囲をカットアンドペーストして、できたレイヤーを複数選択してレイヤーごと移動させてから元通りに統合するという面倒なことをしていた...(複数レイヤーのときはレイヤー全体しか動かせないと思っていた)

そしてまた、白黒レイヤーをカラー表示するときも複数のレイヤーを選択して一度に表示色を変えられることに気付いた(これはショートカットを使わないとできないっぽいけど)。複雑な下書きをレイヤー分けて描いたときは一枚一枚やらなきゃいけないと思ってたからレイヤー統合してたよ...
これってずっとこうだっけ...?


最近のコメント

稲光伸二の単行本