2013年3月アーカイブ

2013年3月30日

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近所の川では毎年、桜のライトアップが催されているんです。川の近くに本社を構える照明機材をレンタルする会社が、毎年1日だけ映画の撮影に使われるすごいライトを使ってボランティアで桜を照らしてくれるんですが、これがもう本当に美しくて、ここが天国かという感じでもう5年前くらいから毎年楽しみにしているんですが、たぶん来年は行かないんじゃないかと思ってます。
年々見に来る人が増えてきて、それに伴ってマナーが低下してきてるんです。特に何か嫌な目にあったとかではないんですが、なんというか象徴的なものを見ました。通路のわきの柵に腰掛けて見ている中年夫婦がいて、警備のおまわりさんがそこには座らないでくださいと注意したんです。男性のほうが「ダメなの?」とか言ってるんですが、おまわりさんが行ってしまうとそのまま何食わぬ顔で座り続けているんですよ。
どんな些細な事であれ、警察官の言うことを聞かないってことはもうそこは無法地帯じゃないですか。このライトアップは無償でやってくれてるんですよ。警察もそのために警備の人員を割いてるわけですよ。警察がもう手に負えないからライトアップやっちゃダメって言ったらもうそれで見れなくなる話なのに。
それですっかり醒めてしまって、もういいかあって。今までの桜の美しい思い出を帳消しにするレベルの何かが起きないうちにもう行くのはやめにしようと思ったわけです。

2013年3月29日

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MODO701!です!
発売日に即買いだったんですが、まだ日本語版は出てません。つまり英語版を買いました。少し迷ったんですが、値段の問題となにより待ちきれないというのと、CGソフトでメニューやマニュアルが日本語じゃないことがもうそんなに障害に感じられないので。だいたい「Irradiance Rate」のことを「放射照度評価間隔」と書かれても「ああ、放射照度の評価間隔のことか」ってなりませんよね。

発表のウェビナーからリアルタイムで見てたんですが、いきなりスカルプトから始まって、しかもほとんどの時間をスカルプト機能の紹介に使っていたのが驚きでした。プレビュー速度もアピールしたかったということでしょうが。
やはり個人的なことを言うとセルエッジマテリアルに何の変更も無かったのが残念ということに尽きます。あとは価格がね...。漫画に3DCGを使うならMODOということで漫画家のあいだで定番ソフトになる世界を密かに夢見ていたんですが、「ちょっとやってみたい!」で買える価格じゃなくなりましたね。簡単に人に薦められなくなりました。

まだ時間がなくてそんなに触ってないんですが、インラインヘルプで追加機能の項目を見ていると、ディスプレースメントマップをマルチレゾリューションサブディビジョンに変換することができるということなので試してみました。元になったメッシュは丸い模様ひとつに画像一枚を使っていたので、さすがにそれと比べるとガタガタが目立ちますが、これを直接もりもりスカルプトできるのは感動です。あとちょっとでZBrushがいらなくなるレベルまで来てます。パーティクルも散らしてみましたがちゃんと凹凸に沿ってくっついてますね。あたりまえか。
ここまでできてしまうと、MODO単体で完結させることを考えた場合にディスプレースメントマップっていらないんじゃないかと思ってしまいます。そのへん比べてみてどうなのかとかもっと調べたいんですが時間が...

2013年3月19日

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長かった体育館での騒動が終結、しかし主人公が一向に服を着る兆しが見えない性食鬼32話が載ってるヤングチャンピオン烈は本日発売!

2013年3月16日

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ファーマテリアルを動かそうとしたら失敗した結果があまりに美しかったのでスクリーンショットを撮ってしまった。
長いファーにスケルトンを仕込んで自由に動かせるかやってみたんですが、どうしても半分くらいの毛が動く前の場所に留まり続けてしまう。いや、一見ちゃんと動いているんだけどレンダリングするとなぜか幽霊のように元の位置にも毛が現れる。デフォーマで動かしてみても同じ症状... もしかしてファーってデフォームできないの?いやそんなわけないよな。髪が風にそよぐアニメが作れないわけがない。と考えつく方法を全部試していたらこの画面になってしまったというわけで。
悪さをしていたのはファーシェイプのプロパティ中にある「ストレー」という項目で、これは毛の方向にばらつきを持たせて自然に見せるためのオプションなんですが、これでばらつかせた分がデフォーマの影響を受けずに元の場所に留まっていたというわけでした。ストレーの値をどんなに小さくしても別れる量が減るだけなので、そんな効果的な設定でもないしストレーはゼロにして解決。気づくまでけっこうかかりました...

ついにMODO701のお知らせがありましたね。701から大文字が公式になるらしいです。しかも発表の日(おそらく同時に発売の日)が現地時間で俺の誕生日というのも嬉しいです。新機能ビデオにパーティクルしかないのが気になりますが、まさか601にパーティクルジェネレータをつけただけのものでバージョンアップ料金を取るとは思えないので、どでかい誕生日サプライズを期待して待ちます。

2013年3月11日

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モーフデフォーマで目を閉じてみました。上瞼を無理矢理ひっぱっただけなのにそれっぽく見えますね。モーフの強さを変えることで薄目の状態にもできますが、ウインクのことを考えていなかった。片目ずつ対称のデフォーマってどうやるんだろう。
モーフのことはだいたいわかりました。これで口の動きや眉の動きなんかを個別に作れば、組み合わせでいろんな表情ができるわけですね。あとすごいのが、モーフ0%で普通に目を開けた状態で、100%で完全に閉じるようになってるんですが、この値を-10%とかにすると目をカッと見開くようになるんですね。楽しいなあ。
ただ面倒な問題として、モーフインフルエンスをいじった後でスカルプトツールを使うとモーフマップを選択していなくてもモーフの強さを何%の設定にしていてもモーフ100%状態の編集をしてしまう不具合があるようで、デフォームが見えない状態でそれに気付かずにスカルプトしてしまうと、後で100%にして見たときにとんでもないことになって後の祭りということがあり得るので注意が必要です。データを再読込すればスカルプトは使えるようになるので、モーフで遊んだ後は再読込しましょう。

2013年3月 9日

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「てへ、失敗失敗」というところではなく、ゴーグルを上げたところです。
今日のテーマはスケルトンによるポージングとモーフデフォーマは共存できるのかということだったんですが、意外にあっさりできてしまいました。ポーズはスケルトンで、ゴーグルの移動はデフォーマでやっています。つまりこのポーズのままゴーグルを下げた状態にすぐ変えられるわけです。そうなると完全に失敗しちゃったポーズになりますが。もちろん首をぐりんぐりん動かしてもちゃんとゴーグルはついてきます。完全に独学なのでこれは当たり前のことなのかすごいことなのかがわからないんですけど。
せっかく作った特殊部隊なので、キャラクター関係の検証のために彼には今後も活躍してもらうことになるでしょう。

2013年3月 8日

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次回の性食鬼は自分でもマジキチと言わざるを得ない展開なんですが、絵のほうでも特殊部隊がたくさん出てきたり描き手に厳しいものになっています。3DCGの魔法を使わなければ死んでいました。
とりあえず10人くらいで来たということにしましたが、さすがに一人ひとりポーズ付けをするのは厳しいので、ポーズを動かすのは一人だけであとはメッシュインスタンスで自動的に同じポーズをとるようになってます。だから全員ピッタリ寸分違わず同じポーズになってるんですが、統制が取れた部隊ということでまあいいかということに。
これを本番に間に合わせられるかはかなりギャンブルだったんですが、完璧にはいかないまでも実際やってみて得るものは多かったので、3Dキャラクターはこれからも試していきたいと思ってます。

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