« 前の記事へ | ホーム | 次の記事へ »

2011年2月 4日

江戸は一日にして成らず



やっと完成...

木造建築の構造を理解しながら可能な限り誤魔化さないように作ったので時間がかかってしまった。途中何度も心が折れそうになったよ。特に瓦のあたり... なんなの瓦...
そして今まで全力で目を背けてきたUVマップ関連の勉強もしつつ。ちっちゃくて見えないけど鬼瓦はアップにも耐えるようになってます。やはりマッピングがわかると表現の幅が広がるね。表現っていうかうまく手を抜く方法が増えたって感じか。

これはバカ正直に柱を立てて壁を張ってと実際に建築するふうに作ったので無駄に時間がかかったけど、木造も結局まず箱を作って柱と梁のとこで切ってそこからベベルに次ぐベベルでディテールを作っていった方が効率がいいことがわかった。途中、柱を切った段階のものを保存しておけばそれが遠景用のローポリゴンモデルとしても使えるしな。
とりあえず一個ちゃんとしたのを作っておけば、あとはパーツの組み合わせでバリエーションを作って江戸の町を再現できるかな。





というわけでコピーして8個ならべてみた。さすがにこのポリゴン量は若干マシンの悲鳴が聞こえる感じだけど問題なし。たぶんこの倍はいけるでしょう。手前二軒目から先はローポリで大丈夫だろうし、これ画面に入ってない裏側も瓦とかびっしり並んでるわけで、それを削除することもできるので、町を作ってもわりと余裕っぽいことがわかった。

modoっていうのは日本ではマイナーなソフトで、日本語で書かれた解説書も皆無なので独学しかないんだけど、試行錯誤をくり返しながら習得していくのはゲームよりぜんぜん面白いので、お金と時間がありすぎて死にそうという人にはおすすめです。


コメントする

稲光伸二の単行本