2011年11月 5日
今月の烈(次号)の表紙カットに描いたうさ山さんです。
物語の中では(まだ?)触れられていませんが、うさ山さんは地球のニンジンという野菜がすごく好きという設定があるので、ハロウィンには遅いしサンタコスをするには早いという何を描いたらいいかわからない時期ということもあり、にんじんケーキをやってみました。
ケーキは普通に描いたほうが速いとは思ったんですがZBrushで作ってみました。こういう絶対に一度しか使わないものを現実的に許される程度の時間で作って、それが実用に耐えるのかということを確認したかったんですが、思ったよりうまくいきました。今後もカラーの小物には積極的に使っていきたい。
やはり見た目的にも作業的にも一番のポイントは生クリームのデコレーションで、これは4R2からの新しいブラシ「CurveTube」で本当に生クリームを搾り出すようにモデリングしてるんですが、最初このチューブの断面を編集する方法がわからず、2ちゃんねるのCG板で質問までしたんですがどうもそんなことは不可能ということで、しかたなく円柱状のチューブを盛った後に手作業でスジを入れてそれっぽく完成させました。
しかしその直後の書き込みで実際は可能ということがわかったものの後の祭り。作りなおす時間はないのでそのまま使いました。
ブラシモディファイアのMeshInsertのところに希望の形を入れればその形のチューブが出てくるようになるんですね。というかどんなブラシでもMeshInsertで形を変えられることがわかってZBrushの無限の可能性を感じましたよね。ほんとになんでもありかよ...
初めて見た時ただのイラストだと思っていたケーキがCGだったとは、違和感がないですね。実際詳しく見ていない以上は知らない。私は、昔ながらの方法にしばられていたが、shinjiさんの投稿を見て刺激を受けて新技術を引き続き学ぶとしています.絵には限界があるが、漫画には限界がないと思うようになったきっかけとなりました。
ありがとうございます。
私もまだ勉強しはじめたばかりですがCGは奥が深いです。この絵ではイラストに馴染むように輪郭線を描いています。