« 前の記事へ | ホーム | 次の記事へ »

2013年1月23日

_WS002719.jpg

最近、modoのマニュアルに書いてあることが突然理解できるようになって、というかいつの間にかなっていたことに気付いて、仕事の合間に全部読んでるとこなんですが、理解できると本当に面白いです。
以前は漫画に使うだけだからモデリングとレンダリングくらいしか使わないだろうと思っていたんですが、読んでいると全ての機能が漫画に使えるというかむしろ必須に思えてきます。最も縁がないと思われていたアニメーション機能ですら役に立つ。画像は『性食鬼』3巻中盤から出てくる体育用具室のボールを入れるカゴに物理演算でボールを流し込んだものです。前はひとつひとつ自然に見えるように並べていたんですが、とりあえず大量のボールを空中に浮かべて再生ボタンを押すだけで、物理法則に従ってカゴの中に落下して収まってくれます。
ついでにボールもちゃんとバレーボールっぽくしました。本当はバスケットボールのつもりだったんですが、バレーボールの方が簡単だったので。
ただこの体育用具室、あと数ページしか出てこないんですが...

コメント(3)

はじめまして。
先生はコミスタの3DLTは使わずmodoのレンダリング画像を背景に使用していらっしゃるのでしょうか。
私もmodoとコミスタで同人マンガを描いていて、「なるほど、サブディビジョンサーフェスのままレンダリングできるのは便利かも」とマネしてみたのですが、3DLTのように自由に構図を変更できないのですごく難しかったです。
もし差し支えなければ、どのような手順を取られているのか、ご教示願えないでしょうか。

コミスタ上のキャラ絵とmodoの背景を合わせるには「バックドロップアイテム」を使います。コミスタの絵をコマ単位でスクリーンショット画像を撮ってバックドロップに読み込み、バックドロップのプロパティの「プロジェクションの種類」を「カメラ」に指定すると画像が常にフレームにフィットするようになるので、絵と合わせながら構図や画角を調整出来ます。
漫画を描く人の間でもっとmodoが使われるようになって欲しいので頑張ってください。

回答ありがとうございました!
稲光先生はとてもお忙しい筈なのに、マニュアルに載ってないようなmodoの使い方を次々と編み出されて仕事に活用されているのが凄いと思います。
僕も、少しでも先生に近づけるよう、modoもマンガも頑張りたいと思います。

コメントする

最近のコメント

稲光伸二の単行本